CAL TJADER - カル・ジェイダー part.1

昨日、ラテン・ジャズ・ヴァイブ奏者、CAL TJADERのレコードを7タイトルアップしました。

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ジャズ・ヴィブラフォン奏者、Cal Tjader （カル・ジェイダー）。
本名、Callen Radcliffe Tjader, Jr。
1925年アメリカのセントルイス/ミズーリ生まれ。
惜しくも、1982年に、この世を去りましたが、
1951年にSAVOYからアルバムをリリースしてから、
60タイトル以上のアルバムを残しています。

ロイ・エアーズ　（ROY AYERS）、
ミルト・ジャクソン　（MILT JACKSON）、
ボビー・ハッチャーソン　（BOBBY HUTCHERSON）、
ライオネル・ハンプトン　（LIONEL HAMPTON）、
ゲイリー・バートン　（GARY BURTON）、、、。

JAZZ VIBRAPHONE奏者は、数多くいますが、
CAL TJADERの魅力とは、なんでしょう？？

ロイ・エアーズは、ジャズというより、ソウルやファンクな作品を多くリリースしているのに対し。
カル・ジェイダーは、ジャズ路線を突き進んだ。

かといって、
ミルト・ジャクソンほど、モダンジャズ (MODERN JAZZ)でもないし、
ボビー・ハッチャーソンほど、モーダル・ジャズ　(MODAL JAZZ)でもない。

ジャズ路線なんだけど、アフロ・キューバンやカリビアンなど、
ラテン色を大々的にとりいれているところが、
特徴であり、魅力なんでしょう。
ラテンだけでなく、ボッサ、サンバ、ソウル、ロックなどのエッセンスも加味されてて、
そこが、クラブでジャズが注目されたころから、
このカル・ジェイダーが人気がある理由なんでしょう。

疾走感あるジャズにのせ、コロコロと音数多く響かせることのあれば、
しっとりとしたスローテンポのナンバーでは、ヴァイブの音をゆっくりと響かせて、音数が少ないこのもある。
その少ない音数を響かせているときは、まるで、ヴァイブの音を自分で確かめながら、弾いているような。

クールさの中にも、ホットさがある。

喜怒哀楽ではありませんが、
表現力が豊かというか、
ベテランの腕の良いの役者のごとく、様々な演奏(演技)ができるアーティストだと思います。
そこが魅力なんでしょう。

それに加えて、ジャケットのデザインも面白い。
ユーモアがあったり、ウィットに富んだジャケットもあり。
「ふふっ！」と、微笑ませてくれる。


1. CAL TJADER / LOS RITMOS CALIENTES ( 2 LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11990
カル・ジェイダーの23曲収録の2枚組ベスト盤。

2. CAL TJADER / GOZAME ! PERO YA ... ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11989
Nuyorican Soulもカバーした「SHOSHANA」収録。


NUORICAN SOUL / same ( 2 CD )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11799

3.CAL TJADER / PUTTIN’ IT TOGETHER ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11988
ラテン・ジャズ！

4.CAL TJADER / A FUEGO VIVO ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11987
ボッサ風ラテンジャズ、跳ねたリズムのラテンジャズ、
リラックスした雰囲気のジャズワルツ、
そして、コルトレーンの名曲「NAIMA」のカバーも収録。

5.CAL TJADER / SOUL SAUCE ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11986
タバスコに似たビンのラベルには、「SOUL SOURCE」？？
ソウルソースをかけCAL TJADERの料理はいかが？？

収録曲「Soul Sauce (Guachi Guaro - Guachi Guara)」のライブ映像



6.CAL TJADER / LATIN KICK ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11985
砂漠の中で、サボテンの木陰に隠れてカル・ジェイダーの演奏を楽しむ。
「Lover Come Back to Me」や「I Love Paris」など、ジャズのスタンダードをカバー。

7.CAL TJADER / LA ONDA VA BIEN ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=11984
疾走感のあるアフロ・キューバン・スタイルのラテン・フュージョン「MAMBO MINDORO」、
フルートとピアノ、ヴァイブのバランスが美しい「SERENGETI」など。

part.2に続く、、、